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インプラントの寿命を短くする原因【その3 】

インプラントのリスクファクターの5つ目は、“喫煙”です。

実際に喫煙の習慣がある人とそうでない人とでは、“傷の治り”に差があってインプラントの成功率にも違いが出ています。

これにはいろいろな原因があり、その1つ目にはニコチンの血管収縮作用で血行が悪くなり、さらに唾液の分泌も抑制されて傷の治りが悪くなると考えられています。

2つ目は、喫煙者はタバコを吸わない人に比べて白血球の数が多いために、タバコの成分が白血球を刺激して局所的におこった炎症を強くすると言われています。

「3つ目は、喫煙によって発生した活性酸素を除去するためにビタミンCが大量に消費されることによって、歯肉内の線維芽細胞がコラーゲンをうまく合成できなくなるという点です。

また、歯周病が原因となって抜ける歯の本数と年齢とは比例している」とよく言われますが、私たちは誰でも年齢と共に歯肉もやせていって歯周病にかかりやすくなっていきます。

しかし喫煙者の歯肉の老化速度は、通常の人よりも10年から20年早いことからも“喫煙”は歯周病を引き起こす大きな原因ともなっていると言われますが、タバコのタールが歯に付着することによって歯垢や歯石が付きやすくなるということもリスクを高める大きな要因となっています。

また、最近では歯周病菌が歯から血管の中に入って行って全身をめぐり、糖尿病や心臓病、肺炎、脳血管障害などを引き起こす可能性があるということも分かってきて全身的な病気と歯周病とは密接な関係があると恐れられています。

例えば喫煙に糖尿病などの生活習慣病が加わると糖化が加わって歯肉の老化もどんどん加速されると言われています。

インプラントが脱落したり、炎症が起こったりすることによって患者自身の経済的負担もかさんでくることが予測されますが、インプラントをだめにしてしまう一番の原因が歯周病であるということからも、インプラントの治療を行なうと決心した日から、同時に禁煙を実行するのが理想のようですね。

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